

生産者紹介
嬉野茶をつくる、生産者たち。
嬉野茶時が提供する嬉野茶(うれしの茶)は、7人の茶農家を中心としたメンバーが製造・加工しています。
生産者のこだわりや商品にかける想いをご紹介します。
「嬉野茶寮」をつくる生産者たち
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井上憲治井上製茶園
老舗茶園の4代目は、
言葉少なに、感性はキラリ「こだわりがないのがこだわり」と控えめだが、4代続く老舗茶園を切り盛り。継承された管理方法や技術に甘えることなく、試行錯誤を重ねる姿勢は、柚子と緑茶を合わせた斬新な冷茶『柑』からも垣間見える。
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北野秀一北野茶園
素材本来の味を大切に
真摯にお茶と向き合う先代が約30年前から徹底する無農薬・無化学肥料栽培を継承。もちろん除草剤も一切不使用だ。茶葉自体が本来もっている自然な旨み、甘み、風味を大切にし、茶葉も一番茶の若葉(みる芽)のみを厳選する。
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副島仁副島園
嬉野茶の未来を見据える
若手をまとめるリーダー「日本茶とは飲み物である前に文化・飲む方のことを第一に考えて茶畑と向き合う」と話し、小売りを徹底。メンバーからの信頼も厚い若手農家のまとめ役だ。茶畑は無農薬・無化学肥料栽培、減農薬・減化学肥料栽培。
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田中宏田中製茶工場
目指すのはよいお茶。
若き農家のひたむきな姿勢約7ヘクタールと広大な茶畑を有する茶園の3代目。33歳とメンバー内でも若手だが、「嬉野茶寮」で手がけた「青ほうじ茶」はいままでのお茶の概念を覆す新鮮な味わいで人気。小売にも力を入れたいと話す。
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永尾裕也永尾豊裕農園
山間部で育てるお茶は個性豊か、
受賞歴もある茶園の5代目標高250〜350mと嬉野でもやや高地でお茶を栽培。さまざまな品種を育てるが、中でも「嬉野茶寮」でも煎茶として販売する晩生品種「おくゆたか」は個性的な味わい。ダシを思わせるような奥深い旨みを感じられる。
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池田泰明池田農園
継承された土壌を大切に、
自身の工夫を重ねていくお茶の機械メーカーに勤めた経歴から、九州南部の茶農家と親交が深く、常に各地の流行を敏感にキャッチ。泰明さんは茶園の4代目で、先人たちがつくり上げた土壌に、どれだけ自分で上積みしていけるか常に挑戦。
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松田二郎副島園
嬉野茶に惹かれ移住した、
お茶業界でも稀少な存在日本人の持つ、いわゆる「おもてなし」を勉強するためにまずはお茶を知りたいと思い、全国の茶産地を訪ね歩いた。その途中に嬉野茶に出会い、そのお茶作りに強く惹かれ嬉野茶農家へ弟子入りを決意。今は副島園で働きながらお茶農家の修業をしている。